基本材料ありきで、革は動物の命のかけら。
最後小さい姿になってもできるだけ可愛く・格好良く無駄にならず使われて終えられればと思ってます。
MICHINOKUSHA
VOL.29 MICHINOKUSHA
革・紙作家
MICHINOKUSHA
「つくり手」さんの想いを伝えることで、みんなの自分らしいモノ探しのお手伝いができればと思います。
MICHINOKUSHAさんにお話をお伺いしました。
interview
―MICHINOKUSHAの特徴は?
ペンケース・メジャー・ブローチなど革雑貨と便箋・ポストカードなどの紙雑貨を製作しています。
材料が活かされるような色の組み合わせに気を遣いながら、どなたかへのプレゼントだったらいいなと思って作っています。
―この活動を始められたきっかけは?
ノッポさんの「できるかな」が好きで子供の頃から紙工作をしたり色塗りで遊ぶのが好きでした。
高校でも専門学校でも住宅の図面を引いたり模型を作ったり、黙々と作業ができるミリ単位の仕事を好んでいたように思いますが決して器用ではありません。
本格的に販売する用で雑貨を作り始めたのは震災後。
色々な変化もあり悩んでいましたが、ある人に何か作ることを薦められて、始めはぽかんとしていたけどもよくよく考えてみて、そういえばそういうこと昔は好きだったなと思い出し、徐に作り始めました。
あと子供の頃は文房具屋さんをやりたいという思いがあったせいか、ペンケース・メジャー・便箋・ポストカードなんかも作っているように思います。
文通が流行った時代を過ごしたので、現代の需要に反して便箋の種類は多いかもしれません。
―今の活動をされていて良かったと思う事は?
青森以外では仙台・宇都宮・東京で出店しているので、行くと顔見知りの作家さんや常連のお客様に会えるので、みなさんの近況を聞いたりお子さんの成長をみるのも楽しいです。
昔青森で暮らしていたという方も沢山いらっしゃるので、その方の身の上話も思い出になり、自分の知らない土地が知ってる土地へ変わってゆく様は嬉しいものです。
あと子供が母の日に「イツモ アリガト」カードを選んでくれたりとか、子供は何を選ぶんだろうと見るのも好きです。
―作品を作るにあたって、モットーやこだわっている部分はありますか?
自然界に完全な直線は存在しないので、少しどこかに丸みがあるデザインを好んで作っています。
色合いも青森は四季がはっきりして色も多様な土地ですから、色彩豊かになるよう揃えています。
基本材料ありきで、革は動物の命のかけら。最後小さい姿になってもできるだけ可愛く・格好良く無駄にならず使われて終えられればと思ってます。
―作品のの特徴・取り扱い方など
革雑貨はやはり水に濡れると色落ちしやすいものあるので、濡れたらすぐ拭き取ってください。
ペンケースは角の部分の乾燥が気になりましたら、革用クリーム(なければ乳液でも)を塗ってあげるとひび割れしにくいです。
event
出店日程
●2017年5月21日(日) ダイハツマルシェ(青森市石江)10:00~15:00 屋根付の雨天決行
●2017年9月6日(水) 『copain』八戸のはっちにて開催(本八戸駅)10:00~16:00 室内開催
items
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■カード
■ぽち袋
■メジャー
■花ブローチ
―最後に、この特集をご覧になられている方へメッセージをお願いします。
県内外のてづくり市へ出店しておりますので、皆様の土地で見かけることがございましたら是非お立ち寄りくださいませ。日常で身につけられる物を多数ご用意しております。贈り物に選んでいただけると嬉しいです。
store
各イベントや、iichiとクリーマでも販売しております。
イベント準備期間は出品をお休みしておりますが、
在庫あるものは出品致しますのでお気軽にメールをいただければと思います。
お問い合わせ:oyatsugocoro@yahoo.co.jp
ブログ:http://michinoku.exblog.jp/