ねぶたとは?



初期のねぶた祭は「七夕祭」の変形であったとされています。祭りに登場する練り物の中心が「ねぶた」と呼ばれる「灯籠(とうろう)」であり、七夕祭は7月7日の夜に穢れ(けがれ)を川や海に流す禊(みぞぎ)の行事として灯籠を流して無病息災を祈りました。これが「ねぶた流し」と呼ばれ、現在の海上運行に引き継がれています。「ねぶた」という名称は、「ねむりながし」の眠りが「ねぶた」になまったものと考えられています。

他にも、津軽藩の始祖・津軽為信の重臣が原型を作ったという説や征夷大将軍の「坂上田村麻呂」が朝廷に従わない奥州の蝦夷征伐の為に大きな灯篭を作り、笛や太鼓を打ち鳴らしておびき寄せ捕らえたという説があります。

 
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青森県を代表する「ねぶた・ねぷた」まつり。その楽しみ方は人それぞれです。
青森県観光情報サイトアプティネット/パンフレット」にて発行されている「ねぶた・ねぷた 楽しみ方ガイドブック」は、「青森ねぶた」「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」「黒石ねぷた」を愛してやまない方へ向けてのガイドブックです。観光客の方はもちろん地元目線の楽しみ方もあるので、ぜひねぶた・ねぷたまつりのお供にお読み下さい。
 
◆ ねぶた・ねぷた 楽しみ方ガイドブック(pdf)
※表示や印刷にはAdobe Readerのインストールの必要があります。

 
 

はくちょんQ&A

Q.1 金魚ねぶたのモデルは?
A:津軽錦がモデルとなっており、本来は灯篭として作られたもので、歴史は古くありません。
Q.2 ねぶた囃子とは?
A:篠笛・太鼓・手振り鉦(てぶりがね)のによって演奏される音楽です。
ねぶた囃子には、「進行」「戻り」「大休止」「小休止」「集合」「小屋入れ」「小屋出し」など数種類あります。
Q.3 「ラッセラー」の語源は?
A:「(酒またはろうそくを)いっぱい出せ」が訛って「イッペラッセ」となり、今の掛け声になったと言われています。
Q.4 骨組みで使ってる針金はどれぐらい使われているの?
A:約150kg使われています。
Q.5 紙ってどれくらい使われているの?
A:紙1枚は新聞紙の片面ほどの大きさで、約2,500枚使用しています。
Q.6 「ねぶた」「ねぷた」の違いは?
A:どちらも起源は同じですが、なまりの違いから分かれたものと思われます。
昔は「ねふた」や「ねむた」など、呼び名が定まっていませんでしたが、弘前市の「ねぷた」、青森市の「ねぶた」というように、地域の差別化を図る目的もあったようです。
Q.7 各賞について
A:「総合賞」ねぶた大賞→知事賞→市長賞→商工会議所会頭賞→観光コンベンション協会会長賞
  「部門賞」最優秀制作者賞→運行・跳人賞→囃子賞
  「特別賞」海上運行賞、推賞
Q.8 どれくらいの人が見に来てるの?
A:毎年6日間で延べ300万人の観光客が訪れています。
※青森ねぶた祭は「積み上げ式」という各宿泊施設の利用客、交通機関の利用状況、駐車場の利用客を足し、当日の会場の混み具合を勘案して算定する。
Q.9 バケトとは?
A:女装や男装、アニメのキャラクター、歴史上の人物などに扮して、奇抜で派手な化粧と滑稽な衣装を着た、まるでピエロのように愛嬌を振り撒いて観客を喜ばせている人たちのこと。時には跳人のように跳ねたり踊ったり、絶えずパフォーマンスを続け祭を盛り上げる、露払いのような存在です。

 
 

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青森ねぶた祭実行委員会事務局
公益社団法人 青森観光コンベンション協会

青森ねぶた祭や衣裳などに関するお問い合わせはこちらへどうぞ。
電話:017-723-7211
HP:http://www.nebuta.jp/
ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたの展示や資料と映像などで歴史を学ぶことのでき、一年中ねぶた祭が楽しめるスポットです。
所在地:青森市安方1-1-1
電話:017-752-1311
HP:http://www.nebuta.or.jp/warasse/

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