歴史ある伝統の可能性を求め、技術を継承し、
現代のライフスタイルに調和したものを生み出していくこと。
伝統工芸品の価値を、さらに高めていくこと。
そして、日本人の美意識を守りながら未来を作ること。
それが、LANDPROTECTのめざすモノ作りです。
VOL.9 LANDPROTECT
漆塗り作家
島守 宏和(しまもり ひろかず)さん
昭和59年01月生まれ
八戸市出身
「つくり手」さんの想いを伝えることで、みんなの自分らしいモノ探しのお手伝いができればと思います。
「LANDPROTECT」の漆塗り作家、島守宏和さんにお話をお伺いしました。
interview
―LANDPROTECTさんの作品の特徴は?
漆塗りと金属加工、二つの工房を併設し、作品は漆塗り製品・金属製品(主にアクセサリー)そしてオリジナルブランドとして金属×漆の作品を制作しています。
―このお仕事を始められたきっかけは何ですか?
高校時代、大学進学を進められ、当時 唯一興味のあったのがデザイン。デザインを学べる大学への進学を決意しました。デザインと言っても幅広く、いろいろなジャンルを体験する上で一番面白かったのが金属加工。工芸コースを専攻。そこで伝統技術に触れ、技術力や美意識に感銘を受け、将来は伝統工芸に携わる仕事がしたいと思いました。卒業後、弘前市の津軽塗後継者育成事業に参加し、4年間漆塗り・津軽塗の基礎を学び八戸市に帰郷。現在に至ります。
―今のお仕事をされていて良かったと思う事は?
夢だった伝統工芸の仕事ができ、そしてそれが人に必要とされているということが実感できた時です。
―ものづくりを行うにおいて、モットーやこだわっている部分はありますか?
現代のライフスタイルに調和したものづくり。技術のレベルを上げる努力をしながら、現代に通用するモノを模索しチャレンジすること。
―漆商品を選ぶ上でのアドバイスなどあれば教えてください。
一目見ただけではあまり魅力が伝わらないかもしれませんが、そのものができあがるまでのプロセスや技術を知れば、また違った見方が出来るかもしれません。私自身津軽塗を実際に作る側に立つことで魅力を知った1人です。
event
A-LINEなど様々なイベントに出店されています。《上記写真》
八戸市にある工房の様子です。《下記写真》
items
サバッチ
鯖をモチーフにしたバッチ
津軽塗シルバーリング
津軽塗スマートフォンカバー
津軽塗デザインリング
津軽塗フリーカップ
津軽塗玉ピアス
流木オブジェ
―最後に、この特集をご覧になられている方へメッセージをお願いします。
オーダーメイドでの制作を行っております。ご要望があれば当工房にお越しください。その際は事前にご連絡お願いします!
store
漆/jewelry工房 LANDPROTECT
青森県八戸市鮫町上盲久保22-81
連絡先:080-1829-4264
当工房にお越しの際は、事前にご連絡お願いします。