– あおもりはなびたいかい –
青森花火大会
青森ねぶた祭最終日を彩る花火大会。
初期のねぶたは七夕祭の変形であったと言われ、そこに登場する練り物の中心が「ねぶた」と呼ばれる「灯籠」であり、7月7日の夜に穢れ(けがれ)を川や海に流す禊(みぞぎ)の行事として、
灯籠を流して無病息災を祈りました。
これが「ねぶた流し」と呼ばれ、現在の青森ねぶたの海上運行に表れています。
絶えず打ち上がる花火と、受賞したねぶたの海上運行は圧巻です。
特設ページはこちら→【青森ねぶた祭特集】
令和3年「第67回青森花火大会」開催中止のお知らせ
令和3年8月7日に開催予定の「第67回青森花火大会」は、4月23日に実行委員会を開き審議の結果、中止とすることを決定致しました。
「青森ねぶた祭」の最終日を飾る当大会は、長年にわたって市民に親しまれており、海上運行の大型ねぶたと夜空を彩る花火の共演は、毎年県内外からの多くの観光客の皆様にもお楽しみいただいている、青森市の夏の一大イベントでもあります。
しかしながら、昨年は、世界各国で猛威を振るった新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、大会が中止となりました。今年度に入ってからも、県内各地で連続してクラスターが発生するなど、予断を許さない状況が続いており、関係者の皆様が感染拡大防止に向けて日々奮闘しているところです。いまだ終息の見通しが立たず、ワクチンの全国的な普及も不透明な状況のなか、自由に鑑賞できるエリアで多くの人の密集が発生する当大会の実施は、地域での感染拡大を引き起こしてしまう懸念が拭えません。
さらに、多くの関係者がさまざまな準備で携わっている大会までの期間を含め、大会終了後の地域の皆様の健康を守ることにも配慮し、苦渋の決断で2年連続の中止の結論に至りました。
このような判断となり、これまで大会を盛り立ててくださった皆様および、毎年楽しみにしていただいている市民・県民の皆様に対しては非常に心苦しい限りですが、安心安全を最優先に考えての決定となりましたことをご理解いただけますと幸いです。また、来年度以降の青森花火大会には変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2021年4月23日
【青森花火大会実行委員会】
青森市
青森商工会議所
青森観光コンベンション協会
東奥日報社
住所:青森市青い海公園