詳細情報:グリーンイメージ国際環境映像祭 in青森

開催の目的

 1992年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「地球サミット」以降、環境を取り巻く問題・課題の普及啓蒙活動のひとつとして、世界各地で映像による環境教育と環境映像祭の開催が注目され広まってきたが、この度、日本で唯一の国際環境映像祭である 「グリーンイメージ国際環境映像祭」の上映会を青森県内で初開催することを計画し、「グリーンイメージ国際環境映像祭 in 青森」の開催実施を決定した。
 2013年に国立公園として指定された種差海岸を会場として、世界各地から集められた優れた作品 の上映を行うことで、次世代をになう子どもたちはもちろん、青森に住む人々に、映像を通じてひろく地球環境や 私たちの生活について感じる場、考える場を提供し、豊かな未来に繋がる認識を共有できる機会の創出を目的とするものである。


世界各地から集められた環境映像の中から、厳選された4本を上映

「縄文号とパクール号の航海」

 『グレートジャーニー』の探検家、関野吉晴の企画した途方もない旅、自然から素材を集め鉄器を作り、その鉄器で舟を作り、エンジンを使わず島影と星を頼りにインドネシアから日本へ。圧倒的な自然の力に翻弄されながら進む10人のクルーと旅を見つめる。

「ビギア」

アニメーション

 環境汚染や化学物質にさらされたミツバチは巣を捨てることを決心し、安住の地を求めて旅をする。祖父の語るおとぎ話から紡がれるアニメーション。

「スティックス&ストーンズ」

アニメーション

 技術とソーシャルメディアを手に世界へ踏み出していく少年のアニメーション。人は自然の一部それとも外部?人は生来残酷なもの?共感を通じて私たちはすべてが繋がっていることを知る。

「里馬の森からー森を活かす古くて新しい技術・馬搬」

 今や、日本各地でかつてはどこにでもあった人と馬がともに暮らす姿は、ほとんど見ることはできなくなった。山から、木を馬とともに搬出する「馬搬」を生業とする「馬方」は、馬搬が盛んであった東北地方でも岩手県遠野の職人とその弟子の2人だけとなり、全国でも数名を残すのみである。50年ほど前までは、人と馬が一つ屋根の下でともに働き暮らしていた。
 機械に頼らず、山や自然を壊さない生き方が注目されている今、わずかに残る昔ながらの馬との暮らしや文化を1年に渡り記録した作品。


スケジュール

10:00~10:15 開会宣言

10:15~12:17 上映
「縄文号とパクール号の航海」(水本 博之監督/122分)

12:17~12:25 休憩

12:25~13:25 対談
関野 吉晴氏 「グレートジャーニー」シリーズ探検家
佐々木 豊志氏 みちのく潮風トレイル アドバイザー

13:25~14:20 くり返し上映 子ども向けアニメーション
「ビギア」(マルセル・バレリ監督/8分/スイス)
「スティックス&ストーンズ」(アイザック・キング監督/4分/カナダ)

14:20~15:20 上映
「里馬の森から―森を活かす古くて新しい技術・馬搬」(尾立 愛子監督/60分)

15:20~15:50 トーク
尾立 愛子氏 「里馬の森から―森を活かす古くて新しい技術・馬搬」監督

15:50~16:00 閉会宣言

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