詳細情報:八戸三社大祭(2015)
八戸三社大祭は、約290年の歴史と伝統を誇る八戸地方最大の祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
祭りの大きな特徴は、人形がせり上がり、大きく広がる豪華な『仕掛け山車』です。
昔は、1体の人形を乗せる程度だったものが、明治の中頃より物語を表現する山車に変化し、昭和50年代頃から徐々に山車に仕掛けが施されるようになりました。
鳥が羽を広げるように山車の装飾を一気に広げる「展開」や、山車に乗った人形が「せり上げ」「引き出し」「起き上がり」といった動きを見せると、沿道からは大きな歓声が起こります。
毎年5日間の華やかな山車絵巻が繰り広げられ、最大の見どころは、8月1日・3日の両日に行われる27台もの山車の合同運行です。
豪華絢爛で、大きな山車が沿道を通る度に、沿道は見物客の歓声に包まれます。
【7月31日 前夜祭-山車の展示とお囃子実演】
18:00~21:00 八戸市中心街で山車の展示とお囃子実演が行われます。
ライトアップされた美しい山車の一斉展示と、響きわたるお囃子が祭りの始まりを盛り上げます。
【8月1日 お通り-神輿と山車の合同運行】
15:00~ 八戸市庁前から出発して神輿と山車が合同で運行します。
神輿・虎舞・神楽などの神社行列と山車の競演に、沿道は大きな歓声に包まれます。
【8月2日 中日-夜間合同運行】
18:00~ 八戸市庁前から出発して山車が夜間に合同運行されます。
ライトアップされた山車の合同運行が夏の夜空を彩ります。
【8月3日 お還り-神輿と山車の合同運行】
15:00~ 鍛冶町出発で神輿と山車が合同で運行します。
8月1日とはルートを変えて、神社行列と山車が中心街を練り歩き、祭りはクライマックスを迎えます。
【8月4日 後夜祭-山車の展示とお囃子実演】
18:00~20:00 前夜祭と同様に八戸市中心街で山車の展示とお囃子実演が行われます。
再びライトアップされた山車の一斉展示。この日が最後とばかりに、お囃子にも力が入ります。